【新サクラ大戦】2回目:サクラ大戦とライダー世界観【レビュー】
2回目は、操作性について書こうと思ったのですが、1話終了時点で感じた『サクラ大戦』と『新サクラ大戦』の世界観の違いについてちょっとだけ触れていこうと思います。
『サクラ大戦』では、日本の帝国華撃団だけでなく巴里華撃団も出てきますよね。
どちらも隊長の大神一郎を中心にした協力体制です。
大神は、『3』で怪事件の怒っている巴里へと赴くことになります。
敵は世界に存在する→そのために日本のヒーローが各地に散らばる
この展開は昭和ライダーっぽいんですよね。
昭和ライダーの世界観は、新しいヒーローを出す方便なのですが、ファンとしてはヒーローを失うことがなく、集結する楽しみもあります。
『新サクラ大戦』でも帝国華撃団以外にも各地に華撃団があり、「華撃団競技会」で競い合っています。
1話から上海華撃団も登場するのですが、これがどうも好戦的です。
さくらが降魔と戦っている現場に現れて、こともあろうに本気の攻撃を仕掛けてくる。
どこのライダーバトルなのかと。
平成ライダーの世界観では、ライダー同士が戦うことが当たり前になっているので、『新サクラ大戦』の世界観は平成ライダー寄り。
ヒーロー・ヒロインの現在の様相が反映されているようにも思います。