【新サクラ大戦】1回目:今風な主人公の情報過多による弊害【レビュー】
サクラ革命』のサービス終了をきっかけにサクラ大戦事情を調べていくにつれ、古参セガファンとしては今のサクラ大戦がどうなっているのかと興味が湧いてしまいました。
そこでコンシューマソフトとしては最新作である『新サクラ大戦』をプレイすることに。
せっかくプレイするのだから「プレイ日記」でも書いてみようかと現状に至っています。
で。プレイしました1時間くらい。
この1時間くらいで、とても気になる部分があったので、「プレイ日記」の1回目のテーマにしてみたいと思います。
気になったのは
主人公の露出が多いな
この点です。
『新サクラ大戦』の主人公:神山誠十郎は、どうしても前作の主人公:大神一郎と比較をされてしまう。
そういう意味では、初見の印象でかなり損をしていると思います。
大神は見ただけで、「正義感が強くて熱血感、生真面目さ」が伝わってきますよね。
却って神山は、発売前に公開されていた画像ではクールで掴みどころがないようにも見えてしまいました。
参考記事
ファーストインプレッションで
大神は、いい奴っぽい
神山は、スカした感じがする
ともなってしまいがちではないでしょうか。
これは、キャラクターデザインを今風にしたことによるところが影響が大きいのでしょうが、思えば大神だって”当時の今風”でもなかったんですよね。
よく言えば王道、悪く言えばテンプレ。
でも華撃団に囲まれたハーレム状態でプレイヤーの分身として支持を受けるには、その”どストレートさ”が必要だったのでしょう。
だからこそ『新』でも主人公を今風にする必要はなかった。
あるいは、主人公を今風にするのならば華撃団メンバーは据え置いた方がよかったのではと思います。
キャラクターデザインの担当云々ではなく、キャラクターデザインそのもので過去作ファンとまず齟齬が生まれているように感じてしまいました。
ですが、実際にプレイをしていくと、神山もいい奴っぽいんですよね。
上記の参考サイトの画像よりもずっといい表情をします。
・好青年に見える瞬間がほとんどなのですが…
ただ、上に戻りますが露出が多い。
主人公が画面出ている時間が多く、得られる情報が多い。マップが3Dになったために、四六時中主人公の姿を見、ヒロインとのやりとりで表情を見せされると、、大神のように印象が”いい奴”の一定にならず、裏があるのではないかと感じてしまう。
特にLIPSなどのヒロインへの対応で神山の表情も映ってくるので、どうしても裏を探ってしまいがちです。
・悪く見えたり、ハスに構えているようにも見える場面も
キャラクターが深くなったとも取れますが、それが必要なのかと言えばそうではないと思います。
というかヒロインとのやりとりは神山視点固定でよかったと思うんですけどね。
いや、開始30分程度でこの違和感。
厄介古参がすぎますね。
厄介古参の主人公のファーストインプレッション最後の苦言。
ヒロインの天宮さくらを開始早々から「さくら」呼びするのは失敗であると断言できます(これから変わるのかもしれませんが)。
「大神さん」「さくら君」
この距離感が良かったんですよね。
1話の最後で隊長としての自覚として「さくら君」と呼ぶようになるといいな…と期待しています。